ダライ・ラマ14世に会い、握手までしてもらいました♪

添乗員としてあちこちに出かけ、有名な人に会うことが珍しくありませんが、一番有名人といえば、ダライ・ラマ14世でしょう。

数年前のあの日私は、成田空港にツアー添乗を終えて到着。スーツケースを受取り、税関を通っていると、がっしりした体つきの「お坊さんと数人のお付きの人」といった感じの一団が横にいました。

高位の僧なのかな？などと考えながら到着ロビーへの自動ドアへ向かうと、丁度同じタイミングでお坊さんの一団が横に来ました。

自動ドアが開いたとたん、目に飛び込んできたのは「ようこそ。ダライ・ラマ法王」とい

う大きな横断幕と数十人の出迎えの人々。

私は自分の横に誰がいるのかを悟りました。慌てて、ダライ・ラマ法王の近くに自分の右

手を出してみました。すると大きな手でしっかりと握り返してくれたのです。

私はペルーの添乗で辛い思いをしてからは、標高の高い所に行く仕事はNGにしています。

チベットや、ウユニ塩湖への添乗も打診はありましたが、残念ながら断ってしまいます。

特にチベットに興味もなく、たまにTVなどで見るダライ・ラマのお顔はおぼろげに思い出せる程度。

そんな私がダライ・ラマに会えるなんて、本当にラッキーなことでした。

次の日、私の知り合いにこの話をしたら突然泣き出しました。それまで知らなかったので

すが、彼女はダライ・ラマの大ファン。

来日するたびに講演会などに申し込んではハズレて、残念な思いを何度もしたそうです。

それなのにファンでもない私が「しれっと」会えてしまったことが、悔しくて、羨ましくてならなかったそうです。

「ダライ・ラマに会いたい」と、きっとかなり多くの人が思っていることなんですね。

そのためにダラムサラに行き、法話会に参加する人もいるとか。

私は法話も聞いていないし、会っただけの一瞬の出来事でしたが、しっかりと握り返して

くれたダライ・ラマ法王の力強い大きな手の感触は、一生忘れないでしょう。

😅💭余談ですが。。。

ダライ・ラマに会った直後、電車の切符を買う窓口で、係の女性に「今、ダライ・ラマが

いましたよ」と言ってみました。すると「へぇ、どんな動物ですか」との返事！

リャマと間違えたかなぁ？