初めてのスペインで思い知ったこと
添乗員になって、初めてのスペインツアーに行った時のことです。
コルドバからグラナダへの移動は長い道のりですので、途中、トイレ休憩も必要です。先輩の日報によると、そろそろ、トイレ休憩できるドライブインがあるはず。。。
ドライバーの様子を見ると、しっかり運転してくれています。「そろそろトイレ休憩の場所が近いと思うけど、付いたら教えてね」と英語で声をかけました。何しろ初めてのスペインですし、周りはどこまでも続くオリーブ畑ですから、すべてドライバー頼みです。
「トイレ」って世界共通語じゃないの?
それまでも、最低限の英語は通じていたはずなのに、反応がありません。「聞こえた?トイレ休憩ね」「・・・」「トイレット」「・・・」「トイレットストップ」「何?」とやっと
英語で聞いてきます。
英語で聞いてきます。
「トイレだってば!」といよいよ私は日本語になってしまいました。これだけ言っても何だか反応がありません。
手元にあったスペイン語会話の本を開き、「servicio」(セルビシオ)と言ってみました。
すると「en cinco minutos」と返事が。「あと5分ね」あ~、やっと通じました。
あらためて学んだこと
後にスペイン添乗に何度も行きましたが、この時のドライバーさんが例外でした。一緒に仕事をした多くのドライバーたちは、もう少し英語が話せました。しかしながら、この時のおかげで、1つスペイン語を覚えました。そして、「トイレ」という言葉がどこでも通じる世界共通語でないということも学びました。
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